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「しぶこフィーバーやばい」 松田鈴英はタラタラおねだりも不発

◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日(16日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6705yd(パー72)

渋野日向子が2週前の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制したことで、女子ゴルフ界に巻き起こっている“フィーバー”。初日の入場者数は5577人と前年の3129人から170%となり、その多くが渋野組について歩いた。同組で回った松田鈴英とアマチュアの安田祐香にとってはどのような1日になったのか。

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松田は1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」でプレー。4アンダー13位と好発進し「久しぶりに初日にいいスコアで回れました。シブ(渋野)と一緒にいい感じで回れて、ありがたかったです」と振り返った。2つ伸ばして迎えた前半9番(パー5)では13mのイーグルパットを沈め「海外でプレーしている感じでした」という大歓声を誘った。

間近で見た全英覇者のプレーについて「上手い!ほんとに上手い。ほんとに安定していて、ちょっと(グリーンを)外しても、チョーンって全部寄る。弱点がない。あんなに見られているのにすごく堂々としていて、さすがだなと思いました」と絶賛。「しぶこフィーバーやばい。大変だなって思うけど、すごいと思います」と率直な感想を述べた。

プレー中は時折、談笑する姿もあった。「『タラタラしてんじゃねーよ』(駄菓子)ちょうだいって言ったら、『あれだけ話題になると食べにくい』って言っていたので、あとでこっそりもらいます」と笑った。

安田は3バーディ、1ボギーの「70」でプレー。2アンダー35位で終え「40点くらいだったんですけど、スコアがまとまったので、まだよかったかなと思います」と自己評価した。練習ラウンド時は霧でコースが覆われていたため「アウトコースは初めて回った感じでした」と言うが、2番(パー5)で106ydの3打目を1mにつけバーディを奪うなどした。

「ギャラリーの方がたくさんいて、勢いのある選手と回ることが出来て、楽しくラウンドできました」と振り返った。笑顔が代名詞となった渋野について「楽しそうにラウンドされているので、自然と嫌な(重い)雰囲気にはならないので見習おうと思います」と渋野に負けじと笑顔を見せた。(長野県軽井沢町/柴田雄平)

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