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渋野日向子 バウンスバック率1位の原点

今季国内女子ツアーで渋野日向子はバウンスバック率(ボギーかそれより悪いスコアとしたホールの直後のホールで、バーディかそれより良いスコアを獲得する率)26.0563%で1位。2位に約2.4ポイントの差をつけている。

帰国直後の会見でその理由を聞かれた渋野は「ボギーを打った後は、怒っちゃうので、その怒りを(次のホールでの)ドライバー(ショット)にぶつけて、すごい振って、セカンドショットもしっかり攻めていってますね」と話した。「ボギーの後はなかなか笑顔になれないですが、バーディで笑顔が戻ってきます」と自身の代名詞を付け加えた。

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「AIG全英女子オープン」でのバウンスバックは2日目の1度だけ。特筆すべきは4日間で前半9ホールのトータルが7バーディ、5ボギー1ダブルボギーだった一方で、後半9ホールのトータルが18バーディと優勝スコアと同じだけ稼いだことだった。

バウンスバック率や、後半のノーボギーに通じるものがあるとすれば、「いまのゴルフに生きている」という小学生時代にソフトボールで投手をしていた経験だ。「ピッチャーって一番大事な役。自分が崩れてしまうと負けてしまうので、たとえばフォアボールとか打たれたりしても、気持ちを切り替えて次ってやっていかないといけない」

体のバランスの良さもソフトボールの左打ちで身につけている。「野球選手って右打ちの人は(ゴルフで)結構スライスを打つイメージがあるんですけど、左打ちにしていたからあまりそういうの(スライス)が出ないのかなと思います」と自己分析する。

全英最終日、短いパー4の12番では1Wで1オンに成功。「緊張する場面でも振り切れる」と自信を見せる。4日間のフェアウェイキープ率は全体1位の76.8%をマークした。

会見では悩めるゴルファーへの技術的なアドバイスを求められ、「パッティングではストロークは考えず、リズムのことだけを考え、決めたら打つ。考えていたらわからなくなるから」と言った。最終日の最終18番で優勝を決めたバーディパットのように、思い切りの良さを貫いた。

凱旋試合となる「北海道meijiカップ」。大会第2日から地上波での生中継が決まるなど、注目度は増すばかりだ。

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