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復帰2戦連続で決勝へ 石川遼は連日のカート道→OB

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 2日目(28日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ (福島)◇6961yd(パー72)

出入りの激しい内容で63位から「68」と伸ばした石川遼は、通算5アンダーの43位。前日同様ボールがカート道ではねてOBとなるホールはあったが、腰痛から約1カ月ぶりに復帰した前戦「日本ツアー選手権森ビル杯」に続き予選を通過した。

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出だし1番で第2打のバンカーショットを直接入れる今季初イーグルで歓声を受けた。チャンスを着実にものにした4番(パー5)から2連続バーディ。流れをつかみかけたが、右ドッグレッグの6番をダブルボギーとした。1Wでの第1打を左に出し、前日16番と同じく、ボールが細いカート道にはねてOBゾーンへ消えた。

「(スイングで)手が返ってしまって、つかまったという感じ。自分の中で、原因ははっきりしている」。2連続バーディで締めた終盤などこの日パーは8つと、10ホールでスコアが動く内容。結果的に連日第1打でスコアを大きく乱すホールがあったが、曲がり幅などを含め、不運を嘆くことも、悲観しすぎることもない。「(カート道にはねるのが続くのは)珍しいとは思うけど、これまではOBになると、そのあと1Wを振れなくなって悪循環になった。ただ、(今は)そのあともしっかり振っていけるような状態」と前を向いた。

複雑だった1Wショットの課題は、シンプルに考えられる状態まで来たという。「宍戸(前戦の会場)からは自分が気持ちよく振れれば、真っ直ぐ行く感覚がすごくある。今までは『いかに曲がらないようにするか』と考えながらなんとか打っていた。ずっと求めてきた再現性というものが、わかってきた感じ。だからこのままやるべきことを続けていけば良いと思う」と言えた。

最終日を首位で迎え、3位になった前年大会は、ムービングデーに4アンダーから「62」と10打縮めた。「仮に2つのOBがなくても、(きょうは)9アンダー。全然トップじゃないスコア。(1Wショット以外にも)まだやらないといけないことがある」。細部まで課題を洗い出し、前年の再現から上位に食い込みたい。(福島県西郷村/林洋平)

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