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尾崎将司と青木功 レジェンドたちが見たウッズの復活

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

14年ぶりとなったタイガー・ウッズの「マスターズ」優勝。日本のレジェンド2人、76歳の青木功と72歳の尾崎将司は、何を感じたのか。

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1980年「全米オープン」で日本人男子メジャー最高の2位になった青木は「ゴルフしかない男が、はい上がったことは大きい。日本の若いゴルファーもこれから困難があるかもしれない。でも、自分で立ち上がるしかないんだって思ったはず」と日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の立場で述べた。

大会2日目までオーガスタで観戦し、ウッズのスイングの再現性を全盛期以上と感じた。初日朝の練習場で「トップやダフることが一度もなかった。何球打っても、同じスイング軌道で、同じような球が飛んだ」。思わず近い関係者に「これは感心だな」とつぶやいたという。

ウッズのラウンド中は、ターフの取り方(芝の削られ方)に注目。「プロだし、それでショットの状態が分かる。昔のような取り方になってきた。これはだいぶ良いと思った」。32歳までにメジャー14勝を重ねたウッズ。当時はショットをダフることがあっても「ある程度は、力で持っていけた。力でねじ伏せていた。いまは、ダフらないし、トップをしないね」と評した。

今後のウッズの活躍に青木は「この状態なら、あとはパットがどれだけ入るかだけ。ニクラスのメジャー18勝だって抜く可能性がある。分からないけど、ちょっとや、そっとじゃダメにならないと思う」と期待した。

尾崎は今大会開幕前日のプロアマ戦スタートティでインタビュアーにマイクを向けられ、自ら切り出した。「向こうは、タイガーが大復活。こっちではジャンボ尾崎が大復活…とは誰も思っていないか。思っているのは、俺だけか」。観客の笑いを誘ったが、報道陣に問われると真剣に「飛距離で上にいく若い選手がどれだけ出ても、総合力ではタイガーがナンバーワンだ」と語った。

「マスターズ」最終日の15日(月)は、午前5時に起床するとTBSの生中継は終わっていたが、試合の録画映像を確認した。パットのタッチやフィーリングを挙げ、「ウッズは、とにかくゴルフ頭脳がすごいんだ。格が違った、見事だ」と称賛した。(三重県桑名市/林洋平)

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