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新調したウェッジでチップイン 池田勇太が4位発進

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(18日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

池田勇太が7バーディ、1ボギーの「65」とし、通算6アンダーの4位で発進した。出だしの10番(パー4)で残り10ydをチップインし、バーディを先行させた池田は「あのチップインは思った通りに出た。落ちたときに入るかもしれない感じがあった」と述べ、「いいアプローチでスタートできたのは良かった」と振り返った。

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1月の米ツアー「ソニーオープン」から海外での連戦が続いた池田は2日前の16日、タイトリスト・ボーケイデザインのウェッジを新調したばかりという。「日本の春先の芝は枯れた感じに、下が柔らかくなる。枯れたのが新芽に変わり、根が柔らかくなる。そこにチャックリする」という状況に対応するのが理由だ。

「ソールの形状もバンスも顔もすべて変えた。タイトリストのウェッジ担当者と試行錯誤して、いい感じの1本が出来上がった」といい、さっそく実戦で好感触を得た。

17日の鏡開きで、青木功・日本ゴルフツアー機構会長の「令和に元号が変わる前の最後の試合」という言葉を聞き「そういえばそうだな、と気付かされた。この試合で勝つことは大事だなと気合いが入った」と改めて意気込んだ。

これまで9回出場した今大会は未勝利だが、予選落ちはない。「平成最後の優勝者」として名を刻むことはできるか。(三重県桑名市/石井操)

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