宮本卓・旅する写心 日本最古のロッカールーム
若手よ、もっと派手にやれ!青木功JGTO会長がトークショーで熱弁
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は16日、東京の日本橋三越本店で開催されている写真家・宮本卓氏の展示会でトークショーを行い、海外で競った故アーノルド・パーマーやジャック・ニクラスらの思い出話を披露した。
当時は国内でも青木、尾崎将司、中嶋常幸の『AON』を筆頭に個性豊かなトッププロたちがしのぎを削り、男子ツアーが隆盛を極めた。キャリア通算51勝を誇る青木は「負けるのが嫌だからそうなった」と、持ち前の“負けん気”が活力になっていたと明かした。
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そんな76歳の目には、怒りや悔しさ、喜びといった感情を表に出さない若手選手たちが物足りなく映っているようだ。「今の若手たちも表面に出してほしいし、もっとアピールしてほしい。ファンの皆さんに(ツアーを)見に来てもらって、“あいつ、あんなことをするのか?”くらいの印象を植え付けてほしい」と激(げき)を飛ばした。
「我々がやってきた半分でもいい。派手さや温情味があるジェスチャーってあるじゃないですか? そういうものを出していってほしいと思う」と熱弁し、これからの男子ゴルフ界を担う若手に変化を求めた。
イベントには海外でプレー経験のある佐藤信人JGTO理事も参加。用意された約50席はすべて埋まり、立ち見のファンも出た。GDOニュースで「旅する写心」を連載中の宮本氏の写真展は19日まで開催されている。(編集部・塚田達也)
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