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時松隆光は同組・小平智の1打に感動「そこで勝負するんだな」

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目(1日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

首位と8打差の14位から出た時松隆光が3バーディ、ノーボギーの「67」でプレー。首位と3打差の通算3アンダー5位で最終日を迎える。最終18番(パー3)でティショットをピンの左上1mにつけた。ギャラリーをわかせたが、決めきれずパーでホールアウト。それでも「ノーボギーだったので良かったです」と笑顔を見せた。

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前半は「ピンチはあったけど、アプローチとパターでしのげました」とパーを並べた。「難しい11番でバーディをとれたのが大きかった」と初日、2日目にボギーを喫した11番で残り195ydの2打目を5Iで3mにつけバーディを奪った。

12番でも2mを沈め、17番(パー5)では2オンに成功しバーディとした。「グリーンは速いところと、遅いところは少しわかってきているので、そこは上手く対応できているかもしれないです」と振り返る。

同組で回り、米ツアーを主戦場としている小平智について、「アメリカに行って、飛距離も伸びているし、キレも増している」と話す。15番(パー3)での小平の1打が印象に残り刺激になったという。

「奥からの下り5mくらいのバーディパットをオーバーしたんですけど、あの1打は“感動”じゃないですけどそこで勝負するんだなと、ほんと勉強になりました」と感心する。同時に「ぼくだったら絶対に狙うところじゃないので、自分は消極的なんだなと感じました」と小平の攻めのパットに目を開かされた。

もちろん、感心しているばかりではない。「きょうと一緒で、ボギーを少なくバーディをたくさんというゴルフをできればいいと思います」とプロ7年目の25歳が、5月「関西オープン」以来の今季2勝目を狙う。(東京都稲城市/柴田雄平)

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