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22歳の星野陸也は日本シリーズ最年少優勝に前進

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(30日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

首位と2打差の5位から出た22歳の星野陸也が3バーディ、2ボギーの「69」でプレー。満点の出来ではないながら通算4アンダーで2位に浮上し、大会の史上最年少優勝記録樹立に近づいた。

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「体調が戻ってきたばかりで、思い通りに体が動かなかった」と序盤は“なんとか”パーを重ねた。7番と14番で2打目を“OK”につけバーディを奪ったが、「一番もったいなかった」と15番(パー3)でティショットを右に外してボギーを喫した。

17番(パー5)で残り205ydの2打目を5Iで下り2mにつけたが、「ラインは読めていたんですけど、(グリーンの)下まで落ちるくらい行ってしまって」と大きくオーバーさせイーグルを逃した。返しのバーディパットをなんとか沈めたものの、それを引きずり18番(パー3)でも、「同じような距離の上りのパットを(今度は)ショートしちゃいました」とボギーで終えた。

不満の多いラウンドとなったが終わってみれば好位置に。「ティショットの狙いどころとかに、慣れてきている。あすからいいイメージでできると思います」と前を向いた。昨年は「最終日をテレビで見ていた」という本大会の出場権を、9月「フジサンケイクラシック」での初勝利でつかんだ。プロ3年目の22歳。2勝目となると、1981年に羽川豊が記録した大会最年少優勝記録(23歳11カ月)を更新する。「いいチャンスなので、そういう記録も更新できたらいいと思う」と意欲を口にした。

2日間をともにラウンドした“変則スイング”で話題を集めるチェ・ホソン(韓国)について話が及ぶと、「素晴らしい感性と運動神経だと思います。(3日目に同組でプレーした)『関西オープン』のときは違和感しかなくて自分のプレーに集中できなかったけど、もう慣れました。いつ一緒になっても大丈夫です」と周囲の笑いを誘った。(東京都稲城市/柴田雄平)

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