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“シードは安泰”で臨む初の高知 浅地洋佑の心構え

◇国内男子◇カシオワールドオープンゴルフトーナメント 初日(22日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)

シード権争いの渦中にいる選手にとって、高知は独特の雰囲気を感じてプレーする場所。プロ7年目の浅地洋佑はこれまで、土壇場での逆転による喜びも、ボーダーラインに届かない悔しさも当地で味わってきた。ただし今年は賞金ランキング55位の安全圏でティオフ。「どういう気持ちで行けばいいのか…」という風変わりな心持ちだ。

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今平周吾嘉数光倫と並んで6アンダー暫定首位で終えた初日は「メチャクチャパットが入りました。入れごろ、外しごろのパーパットも入ってくれて気持ちよかった」という。7mを沈めた前半8番(パー3)から4連続バーディ。一気にリーダーボードを駆け上がった。

今季夏場まで苦しんだパッティングイップスの解消具合とともに、成績が安定。今週は開幕前日にインサートが軟らかいパターにスイッチし、いきなり好結果につなげた。

試合前は「シードは大丈夫。でも(次週の最終戦)日本シリーズJTカップには届きそうもない」という、やや中途半端な気持ちではあったが、「きょうはこの順位で終われたのでJTを目指します!」と宣言。そのためには最低でも2位以上のフィニッシュが必要そう。もちろん、初優勝なら文句なしだ。(高知県芸西村/桂川洋一)

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