ブルックス・ケプカらとテレビマッチの収録に臨んだ松山英樹

松山英樹は19日（月）、2019年の初戦を米ツアー「ソニーオープンinハワイ」（1日10日開幕／ハワイ州ワイアラエCC）にすることを明らかにした。2018―19年シーズンがすでに進行中で、次週はツアー外競技の「ヒーローワールドチャレンジ」（バハマ・アルバニーGC）に出場。短いオフを経て始動する。

18年のツアー競技はゼロ勝で終了。新年初戦の「セントリートーナメントofチャンピオンズ」（1月3日開幕／ハワイ州プランテーションコース）は前年度の米ツアー優勝者が集まるため、出場権がない。2年ぶりの出場となる「ソニーオープン」は過去27位（2017年）が最高位と相性は必ずしも良くないが、「試合に出ないと分からないこともある。12月は（仕事で）あまりゴルフができない。年明け早めに始めて試合に出ないと」と意気込んだ。

＜＜　下に続く　＞＞

「ダンロップフェニックス」最終日翌日のこの日はブルックス・ケプカ、香妻琴乃、笠りつ子とテレビマッチの収録に参加。リラックスムードを楽しみながらも、ケプカのプレーを見ながら「いまの自分に足りないところがちょっと見えたような気がした」という。

最新の世界ランキングは1ランクダウンの24位になった。「（今は）上げられるような状態ではない。でもきっかけがあればトップ10くらいに戻れる感じはある。まあ、それより上はまた大変なところ。まずは10位前後に戻れるようにしたいです」と照準を定めた。松山は昨夏に自己最高の2位までランキングを押し上げた経験がある。「自分がそこまで上がった時には何も思わなかったんですけど、今見るとすごいなと言う感じがします。早くその場所に行きたい」。再び世界の最高峰にカムバックする意欲を口にした。（宮崎県宮崎市／桂川洋一）

※テレビマッチ放送予定
「京セラ フェニックスチャレンジ」
2018年12月16日（日） 午後4時からTBS系列で放送