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31ストロークでも魅せた松山英樹 最終日へ「コースレコードを目指す」

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目(10日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7,262 yd(パー70)

サスペンデッドとなった第2ラウンドの残り9ホール。たった「31」ストロークだけの松山英樹のプレーだったが、最終18番(パー5)で見せた木の間を抜く2打目だけでも、御殿場を訪れたギャラリーたちの満足度は高かったはずだ。再開後の9ホールで2バーディを奪って通算イーブンパーの25位。首位と8打差で最終ラウンドへ進出した。

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10番のアプローチから始まったこの日のプレー。14番で5mを沈めてバーディを先行させたが、最終18番は1Wショットをフェアウェイ左の木に当て、球はカート道脇のラフに止まった。

約1m前方には2本の木があり、その間は約1m。「前は開いていた」と残り175ydに迷いなく8Iを手にすると、木の間を通した球は見事にグリーンオン。2パットのバーディで締めくくった。

ショットの手応えは「ないから困っている…」という模索状態が続いているが、それでも「きょうは曲がらなかった」と、結果だけは改善した。「あすもずっと曲がらなかったらチャンスはある」というが、72ホールから54ホールへと短縮されたために、残り18ホールで8打差を追うことになる。

ホールアウト後、同組で回った宮里優作にこう言われた。「コースレコードを目指して頑張って」。パー72のコースレコードは2003年に室田淳が記録した「62」。パー70になった今年は秋吉翔太が初日に記録した「64」だ。

「8打というのはすごく大きいけど、コースレコードを出せればプレッシャーをかけられる。絶好調だったらチャンスはあるけど、今の状況では厳しい。だけど、目指さないと出るものじゃないので頑張りたい」。

この日のギャラリー数は、昨年比2,875人増の6,577人。ホールアウト後は昼食も摂らずに熱心なギャラリーの視線を浴びながらパット、ショットと2時間の練習をこなした。最後はクラブハウス前に行列を作った200人ほどのギャラリーにサインをした。あと18ホール、ビッグスコアを出すチャンスは残されている。(静岡県御殿場市/今岡涼太)

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2018年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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