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片岡大育は相棒不在も ツアー4勝目へ3打差4位

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目(2日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7270yd(パー72)

2017年「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」に続くツアー4勝目を目指す片岡大育が8バーディ、3ボギーの「67」でプレー。通算8アンダーとして4位に浮上し、「(風も強く)難しいコンディションでしたけど、1日を通してはいいプレーだったと思う」と振り返った。

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インから出て、出だし10番でいきなりピンチに見舞われた。ティショットを左に曲げ、ラフからの2打目を3UTで“テンプラ”しOB。打ち直しをグリーンオンしたが10mを残した。「アンラッキーの中でラッキーがありました」とそれを流し込んでボギー。「そこから落ち着いてやれたのがよかった」と続く11番では135ydを9Iで50㎝につけバウンスバックとなるバーディを奪った。

今季はアジアンツアーに積極的に参戦してきた片岡。「アジアンツアーも基本的に風が重いし、芝質も芽が強い感じ。そういった面では(今回のコースは)少し似ている」と、経験が活きていることを強調する。さらに「グリーンのスピードもけっこうある。強風が吹くと難しいコンディションになるので集中したい」と警戒を深めた。

9月には来季米ツアー出場権をかけた入れ替え戦に出場したが予選落ちを喫した。「下部ツアーでも凄いレベルというか、力がないとやらせてくれないセッティングだった。最低限必要な飛距離を思い知らされた」と現実を突きつけられた。だが「自分のプレースタイルのいいところも失いたくない」と飛距離を求めた結果、マネジメントが雑になるのを嫌がるなど、悩みながらのプレーが続いた。

それでも9月「ダイヤモンドカップ」から日本ツアーを主戦場にし、10月「日本オープン」では5位に入った。国内ツアーは今大会が今季14戦目。賞金ランキングは約1270万円で61位につける。「賞金ランキングも下のほうなので、みなさんに心配をかけてしまっている。終盤戦で上位に入って安心させたい」と意気込みを語った。

今週、長くコンビを組む伊能恵子キャディは不在だ。9月末の「トップ杯東海クラシック」時からひいていた風邪をこじらせて、喘息を引き起こした。「先週くらいから休んでもらっている」とのこと。「3日前に電話した時も、まだゴホゴホしていた」と心配した。(沖縄県恩納村/柴田雄平)

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