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日章学園の非常勤コーチ 日高将史が好位置で決勝進出

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(12日)◇横浜カントリークラブ(神奈川)◇7257yd(パー71)

18位から出たツアー未勝利で32歳の日高将史が6バーディ、2ボギーの「67」でプレー。通算7アンダーとして、午後組がプレー中の段階ながら上位での決勝ラウンド進出を確実にした。

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前半の3番(パー3)で2mにつけてバーディを先行。「パーを取っていけるマネジメントに徹した」というフェアウェイを外さない堅実なプレーで、15番までスコアを落とさなかった。一時は単独首位となったが、「自分のゴルフに集中していた」とリーダーボードは気にせず、「バーディチャンスについたら一球入魂」。最終18番(パー3)も5mを沈めるバーディで締めた。

「日本オープン」への出場は今年で2回目。初めての2016年大会は、通算17オーバーの111位で予選落ちした。狭山ゴルフ・クラブ(埼玉県)で行われた当時を振り返り、「ラフが深かった。そういう(難しい)イメージで入ってきた。その時に比べるとやさしい」と、コースとの好相性を強調した。

今回は9月4日の最終予選会を通過して出場資格を得た。「1カ月前まで上半身に力が入り、逆球が出たりしていた」というが、「下半身に意識を持っていき、土台をしっかり」と本戦に向けて調整を進めてきた。

昨年までは下部ツアーも転戦し、その合間に地元宮崎で個人レッスンなどをして生計を立ててきた。2017年に主催者推薦で出場した『ホンマ・ツアーワールド・カップ』で自己ベストの3位に入るなどして、初めてシード権を得た。スポンサーは3社から5社に増え、生活は変わったという。「1年を通して試合に出るのは初めて。ゴルフに集中できて、ツアーで練習できるのはいい経験」と、充実のときを過ごしている。

現在も籍を置く日章学園高(宮崎県)の非常勤コーチは今年で6年目となる。過去の教え子たちの中には、柏原明日架三浦桃香など女子ツアーで活躍する選手もいる。苦節10年の32歳。たくさんの教え子たちに、週末カッコいいところを見せたい。(神奈川県横浜市/柴田雄平)

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