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「パターが良くなかった」石川遼はグリーン上で苦戦

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(11日)◇横浜カントリークラブ(神奈川)◇7257yd(パー71)

石川遼は4バーディ、3ボギーの「70」でプレー。1アンダー44位で初日を終えた。開口一番、「パターがあまり良くなかった。3パットを2回。珍しくショートしてしまった」と33パットと精彩を欠いたグリーン上を嘆いた。

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今週から「(エースパターの)L字よりつかまりにくい」と、ストロークの矯正のために投入したピン型のセンターシャフトがマッチしなかった。「いろいろ考えながらやっていましたけど、センターシャフトにしたことでフェースのローテーションを抑える感じになっているので、インパクト時のヘッドスピードが全体的に落ちているのかな」と分析した。

「グリーンの見た目が速く見えるというのが相まって、全体的にショートしてしまった」と各選手が「軟らかい」と口をそろえるグリーンの見た目にも苦戦した。今週中のパターの変更については「そうですね。ちょっと考えます」とした。

それでも「普段よりも曲がり幅が10ydくらい少なくなっている感じ」というショットで踏みとどまった。「このショットを打っていれば、崩れるイメージは湧かない」と自信をのぞかせる。週末に向け「4日間いい内容を続けていくことが勝つためには大事だと思うし、いい方向に行っているので楽しみ」と前向きだ。

「修正する部分はパッティングのタイミングなのかな」と締めくくった。(神奈川県横浜市/柴田雄平)

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