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〝ちびユータ“ 32歳の木下裕太が初シード当確

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 最終日(30日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7330yd(パー72)

7位タイから出た木下裕太が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算12アンダーの6位タイで終えた。秋吉翔太と並び今大会の日本勢最高位。キャリアで初の賞金シード獲得に当確ランプをともした。

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正直に言えば、3日目のプレーが終わった段階では「悪天候で最終日は中止になってはくれまいか…」と思っていた。台風24号が近づく影響で状況は不透明。「中途半端な見立てをなくし、あしたの試合はある!」と覚悟を決めたのは午後8時頃だったという。

「調子云々ではなく、球に真っすぐ行ってくれと。集中力だけでカバーした感じ」と、悪天候下でハートを強く持った。前半アウトで2つスコアを伸ばし、12番(パー5)で右のOBゾーンに入ったかに思えたティショットは、ラフで埋まってくれていた。「運もある」と、続く13番(パー3)では10mのバーディパットが決まり、最後まで精神力を保った。

この日のラウンドが象徴するかのように、32歳のキャリアはガマンだらけだった。プロ2年目に下部ツアーで1勝しながら、浮上のきっかけをつかめなかった。3週前の「ISPSハンダマッチプレー選手権」でノーシードから準々決勝まで進み、シードに大きく前進。今大会で年間獲得賞金を約1794万円(ランキング31位)に積み上げた。来季のシード獲得のボーダーライン65位の賞金は昨年実績で1440万円。「マッチプレー(の賞金)でも、まだ不安があった。ここを目標にやってきた」と安どした。

幼少期から1学年上の池田勇太らと同じ千葉県内のジュニアスクールで成長。同じ名前で4cm低い172cmということもあり、“ちびユータ”と呼ばれてきた。「このくらいで喜んでいたら怒られちゃう」と先輩を頭に浮かべて笑う。「シードを5、6年と継続したい。取って、1年で落ちて…となって『アイツはまぐれだったな』と思われたくない」と気持ちを新たにした。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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