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小平智は再び米ツアーへ「帰ってきてパッと優勝できる選手に」

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 最終日(30日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7330yd(パー72)

小平智は約2カ月ぶりの日本ツアーを17位タイで終えた。3アンダー29位タイから出た最終ラウンドを6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算7アンダー。本格参戦2年目となる米ツアーの新シーズンに備えた。

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台風対策でティオフ時刻が早められ、小平は午前6時50分にトップの組でスタート。前半アウトを2バーディ、2ボギーで折り返した後、インコースで火が付いた。5Iでピンそば1.5mにつけた13番(パー3)から3連続バーディ。最終18番では10mのバーディパットを見事に沈め、パターを雨雲に掲げた。

9月初旬の米ツアープレーオフ第2戦「デルテクノロジーズ選手権」以来の実戦となった。「(オフの間に)ゴルフをしていなかった分、最初はちぐはぐした。徐々に良い感じに回れて、良い調整になった。初日は緊張したけど、試合勘は多少戻った」という。

PGAツアーの2018―19年シーズンは次週開幕。マレーシアで行われる第2戦「CIMBクラシック」から出場する。11月末には谷原秀人と豪州で「ISPSハンダ メルボルン ワールドカップ」に参戦。日本ツアーの次回出場試合は未定で、今大会が今年最後となる可能性もある。

来季以降も母国での試合はスポット参戦にするつもり。「(日本に)帰ってきてパッと優勝できるような選手になりたい。もっとレベルアップして調整して試合に出たいです」。これから、もっと成長した姿を見せる。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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