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悪天候に苦しみながら…片山晋呉は復帰後初の予選通過

◇国内男子&アジアンツアー共催◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 2日目(21日)◇武蔵カントリークラブ・笹井コース(埼玉)◇7060yd(パー71)

片山晋呉が通算2オーバー51位になり、8月のツアー復帰後、初の予選通過を決めた。「77」とスコアを崩し6位から順位を大きく後退させたが、初日の貯金を生かした。

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雨に濡れながらホールアウトすると「やっぱり飛距離が出る人じゃないと厳しい」と苦笑い。深く粘り気のあるラフは、水分を含み重さを増した。他選手のスコアを確認すると、「伸ばした人もいるね。たぶん、ほとんどフェアウェイを外してないんじゃないかな」という。

ティショットを右ラフに外した最終9番(パー3)は、中央に切られたピン1mに寄せるアプローチ。「あれは良かった」という一打でパーを拾いカットライン上に踏みとどまった。午前組のため、18ホールを終えた時点で順位は変動的だったが、午後に雨風が強まり出し「たぶん大丈夫そうだね」と安堵した。

5月「日本ツアー選手権森ビル杯」のプロアマ戦で、同伴ゲストに不愉快な思いをさせたとしてツアー出場を自粛した。8月の「RIZAP KBCオーガスタ」でツアー復帰すると2試合連続の予選落ち。状態を戻すのに2カ月かかると覚悟したが、試合が中止になった前週に「基本的なことだけど、こういう練習をすれば試合でうまくいくかもということがあった」とコース内でも久々に思い出した感覚があったという。

今週の会場は、茨城・水城高2年時に関東ジュニアゴルフ選手権を優勝したコースで「30年近く前のこと。コースのことは覚えてなかったけど、初めて大きな大会に勝った」と思い出深い。3カ月半ぶりになる決勝ラウンドに「あしたまた天気が良くなれば」と話した。(埼玉県狭山市/林洋平)

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2018年 アジアパシフィック選手権ダイヤモンドカップゴルフ



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