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341ydのビッグドライブも 星野陸也「もうちょっと伸ばせそうだった」

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 初日(30日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)

22歳の星野陸也が5バーディ、2ボギーの「68」でプレー。3アンダーとして単独首位発進を決めた。昨年の最終日に2イーグルを含むラウンドで、5アンダー「66」をマークし「いいイメージがあった」。13番(パー3)では15mのパットを沈めきると、14番、15番(パー5)にかけて3連続バーディとした。

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「ショットが良かった」。ヘッドスピード53m/sのドライバーショットは何度もフェアウェイをとらえた。難関ホールの5番(535ydのパー4)ではティショットの飛距離が120人中6位の341ydを記録した。

一方、平均パットは「1.6923」の28位でグリーン上を課題とした。前週は福岡・芥屋GCの高麗グリーンに苦戦し予選落ちした。この日も「1mくらいを3回外してしまった」と3パットを2つたたいた。「スコアは良かったけど、もったいないのが多かった。もうちょっと伸ばせそうだな、という感じの3アンダーでした」と反省する。

今年は6月の「全米オープン」で海外メジャーに初出場。予選落ちに終わったものの、ショートアイアンの精度、ウェッジのバウンスの使い方、クラブセッティングに至るまで様々なことを吸収したという。「メジャーの舞台はフェアウェイが固い、腰にくる」。186センチで痩せやすい体質だが、一時69キロまで減った体重を「プロテインを飲んだり、食べたくないときでも食べて」76kgまで戻した。

難しいコースほど燃えてくるといい、「スコアの出ないコースでいかに出すかを考えるのが楽しい」と頼もしい表情を見せた。(山梨県富士河口湖町/柴田雄平)

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