石川遼が史上最年少で副会長に/JGTO
土曜日プロアマを構想 副会長・石川遼が描く男子ゴルフ人気回復策
ゴルフの国内男子ツアーを管轄する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長に就任した石川遼は19日、「ファンやトーナメントを支えてくれる人たちに喜んでもらえることが一番。男子ゴルフをそういう雰囲気にしていきたい」と語った。
「これだけ試合数が減っている中で、改善するべき点は多い」との認識を示した石川。人気回復策の一環として「土曜日にプロアマを開催できるように」という構想を明かした。スポンサーが招待するゲストらとプロが一緒にラウンドするプロアマ戦は通常、大会開幕前に行われるが、予選落ちした選手らに協力を求める。大会期間中のため、会場の近くの別のゴルフ場や、試合で使っていないホールでの開催を検討する。
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「主催者さんはプロアマを重視している。予選落ちした選手だけでなく、大会に出られなかった選手が出ても良い。仕事として質の高いものにしたい」と話した。今後、自らが会長を務めるジャパンゴルフツアー選手会で承認を求める手続きを進めるという。
すでに土曜日のプロアマ戦を希望する主催者もいるといい、「自分たちがやりたい、ではなく、周りの要望にしっかり応えられるようにしたい」と強調。「今年は何試合かでプレ導入のような形になると思う。来年からJGTOでプロアマのルールなどを作っていけたら」と説明した。
さらに「18ホール以上あるゴルフ場での試合だった場合、土曜日のプロアマだけではなく、要望があればジュニアレッスン会をやってもいい。柔軟に考えながらやっていきたい」。これまでの選手会長と同様、JGTOと選手会側の意見をつなぐ立場として「しっかりJGTOと選手会で協力してやっていけるように」と力を込めた。(編集部・林洋平)
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