小田孔明はアイアンにキレ 最新モデルを絶賛
2018年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/18〜01/21 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)
賞金王から勝利なし 2018年の小田孔明「走り込む」
◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 初日(18日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7398yd(パー71)
初日を日本勢最高位暫定7位で終えたのは小田孔明。2014年の日本ツアー賞金王が3アンダー。中盤にスコアを落としながら6バーディ、3ボギーの「68」。トップとは2打差で滑り出した。
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風もしっかり吹いた午前のプレーで、小田は前半16番までに2つスコアを伸ばした。「もったいなかった」と悔やんだのは奥のカラーから“3パット”させた17番(パー3)と、フェアウェイからの2打目をUTで池に突っ込んで2連続ボギーにした18番(パー5)。それでも後半アウトで3バーディを決め、最終9番での残り180ydを8Iで1mにつけた第2打には「アイアンはキレキレだった」と自賛した。
マネーキングになった翌年から3シーズンが過ぎたが、この間の勝利数はゼロ。賞金ランクは15年から10位、22位、25位と下降線をたどる。復活を期す今季のテーマのひとつが下半身強化。短い冬のオフに「あんまり好きじゃない」という走り込みを繰り返した。
場所はトレーニングジム…ではなく、地元・福岡にある近所のグラウンド。早朝、草野球や草サッカーに興じる人々が来る前に、ひとり汗を流す。「下半身が弱くて、去年は腰の痛みにもつながっていた。レントゲンをとってもどこも悪くない。じゃあ、走り込まなきゃいけないと思って。今年は下半身強化。下半身がぶれなければ(ショットが)曲がることはない」。今大会終了後も、国内初戦「東建ホームメイトカップ」(4月12日開幕)を迎えるまではグアム、宮崎での自主トレで継続するつもりだ。(シンガポール・セントーサ/桂川洋一)