初代王者にダスティン・ジョンソン 宮里優作は22位
2017年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/09〜11/12 場所:太平洋クラブ 御殿場コース(静岡)
賞金上位者は上々の滑り出し 宮里優作「乗り遅れないように」
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(9日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7246yd(パー72)
賞金ランキング4位の小平智が9アンダーのロケットスタートを決めた初日、同じくマネーレースを引っ張る上位陣もまずまずの滑り出しを見せた。3打差の6アンダー5位タイに宮里優作(賞金ランク3位)。5アンダー9位タイに(同1位)チャン・キム、4アンダー16位タイに池田勇太(同2位)がつけた。
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宮里は開始2ホール目の11番(パー5)で、イーグルを決めた。「13番(パー3)がもったいなかった。勢いを止めてしまった」と、13番での3パットボギーを悔やんだ後、バーディを5つ重ねて挽回。「ティショットがかなり安定していたので、落ち着いてゴルフができた。調子が良い選手はこのコースでは好スコアが出る。順位で乗り遅れないように、トップ10で初日を終わりたいと思っていた」と狙い通りの上位発進を決めた。
同組でプレーした池田は10番から2連続バーディを決めながら、その後は本人の予測通りグリーン上で苦しんだ。「前半だけで1mくらいのバーディパットを3回外した。全部で8つくらいチャンスを外しちゃいましたね」。ハウスキャディの力を借りても、なかなか思うようにいかず、「入らないものは仕方がない」と、あっけらかんとしたもの。その分、「ショットはいい。これ以上はチャンスにつかないくらい」という手ごたえも引き続き感じている。
後続に約1300万円差をつけてレースのトップを走るチャン・キム(米国)は、初めて出場した今大会で「67」をマークした。
「パットミスが何回かあったけれど、良いショットが多かった」と、前週「平和PGMゴルフ」で今季3勝目を挙げた勢いを持続。賞金王のタイトルを目前にしても、「もちろん嬉しいことだけど、僕の今年の目標はランキングで30位に入って、(最終戦の)日本シリーズJTカップに行くことだったから」と重圧はなさそう。「天候にもよるけれど、同じようなコンディションであれば、2日目を終えて通算10アンダーくらいにはいければ」と、静かに意気込んだ。(静岡県御殿場市/桂川洋一)
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