「何も思わない」首位発進の岩田寛が試みるのは無の境地?
2017年 フジサンケイクラシック
期間:08/31〜09/03 場所:富士桜カントリー倶楽部(山梨)
岩田寛に大きな変化 居残り練習を封印中
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 2日目(1日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)
首位タイからスタートした岩田寛が4バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、通算6アンダーでその座をキープ。2014年「ミズノオープン」以来となるリーダボードトップで決勝ラウンド進出を決めた。
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「前半はそんなに悪くなかったけれど、風が舞っていて難しかったし、入ったと思ったパットが入らなかった」と、前半アウトで1つ落としてハーフターン。後半インに入り加速をつけた。1つ伸ばして迎えた13番(パー3)では、ピン手前30cmにつけるスーパーショットを披露。続く14番も1m強のバーディパットを沈めて連続で伸ばし、首位に再浮上した。
初日の終了後に「バーディでもボギーでも、何も気にしていない」と話していたメンタルコントロールは2日目も継続。少しのミスでも考え込んでしまう悪癖を防ぐためだが、その取り組みはホールアウト後も徹底している。ウォーミングアップを兼ねたスタート前の練習はこれまで通り行っているが、「練習をすると、あれこれ考えてしまうので」との理由から今週は居残り練習をせず、すぐに宿舎へ戻るルーティン。以前は遅くまで練習場に残っていた岩田からすれば、驚きの変化だ。
「練習しても悪い方向に行っちゃう。今の僕には必要ないです」と割り切った表情で話し、足早にコースを後にした。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)
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