賞金王レース加熱 池田勇太と谷原秀人が首位に浮上
2016年 HEIWA・PGM選手権
期間:11/03〜11/06 場所:総武カントリークラブ 総武コース(千葉)
「泣きたくなった」最下位予選落ちの今田竜二は次週も出場へ
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目(4日)◇総武カントリークラブ 総武コース (千葉)◇7214yd(パー70)
今季国内ツアー3戦目の出場となった今田竜二は初日「84」、2日目「80」として、通算24オーバーで最下位に終わった。前2戦に続き、予選ラウンドで姿を消す結果になった。
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インスタートで出た2日目は、出だしの10番をダブルボギー、11番(パー3)をボギーとする苦しい立ち上がりから、最後までバーディを奪えずにホールアウト。上位の選手をも苦しめる難コースに「小さなミスショットもスコアに表れる」と開幕前から警戒していたが、「(少しも太刀打ちできず)予想以上だった」と肩を落とすしかなかった。
フェアウェイキープ率は初日86位(21.43%)、2日目78位(28.57%)に沈んだ。ティショットを大きく曲げれば、密集する木々に阻まれる。かつて光った多彩なウェッジショットで、なんとかパーを拾うのに必死だった。「泣きたくなった。でもこれが今の自分の位置。これが今の実力だと思ってプレーするしかなかった」とうつむいた。
次週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」も、主催者推薦で出場が決まっている。「今はやれることだけをやる。この結果を受け止めて、次を見据えるしかない」。わずかに残る前向きな言葉を絞り出して、静かにコースを去った。(千葉県印西市/糸井順子)
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