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チョ・ミンギュの遠かった2勝目 限界を感じてゴルフに嫌気も

国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の最終日。1打リードの単独首位からスタートしたチョ・ミンギュ(韓国)が3バーディ、4ボギーの「72」(パー71)と1つ落としながらも、後続に3打差をつける通算7アンダーで逃げ切り優勝。2011年「関西オープン」以来となるツアー通算2勝目を飾った。

1m弱のウィニングパットを入れた直後に瞳を閉じ、右手でゆっくりとガッツポーズ。18番グリーンを降りるときには手で目頭を押さえ、5年ぶりとなるタイトルの喜びに浸った。

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「まるで初めて優勝したような気持ち。5年待った甲斐があったし、言葉にできないくらいしんどかったので、すごく嬉しい」。韓国では1勝目は“運で出来る”という認識が強く、2勝目が遠い自分に限界を感じていたという。それだけに、ようやく手にした2つ目のタイトルに感慨もひとしおだった。

5年前の優勝会見では、賞金王や米国ツアー挑戦という大きな目標を掲げていた。「あのときは初優勝だったので、(テンションが)おかしかったんだと思います」と笑ったが、その先には予期せぬスランプが待っていた。

もっとも辛かった時期に挙げたのは、「ショットもパターも、ぜんぶダメだった」という2014年の春先から夏場にかけて。「やる気もなくなって、練習も時間をつぶす感覚でやっていた」。

そんな冷めかけた熱意に火を灯したのは、「プロとして育ててくれた」という両親の存在だった。「母を見たときに、このままじゃいけないと踏ん張ることができた」と、気持ちを奮い立たせる原動力になったという。

「アメリカを目指すにしても、まずは日本で実績を残してからだと今は思う」。長い苦節のときを乗り越えた28歳は、2回目の優勝会見では冷静に、これからの青写真を描いた。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)

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