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占いが物語るのは?昨季シード喪失の丸山大輔が7位浮上

国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」3日目に、9年ぶりにシードを喪失した45歳が気を吐いた。25位から出た丸山大輔が5バーディ、2ボギー「68」(パー71)と伸ばし、通算2アンダーの7位タイに浮上。初日72位の出遅れから着々と順位を上げ、2005年に初優勝を挙げた富士桜で上位争いに加わった。

昨季はパットの不調が響いて賞金ランク84位に終わり、2008年から維持していたシードを失った。「ここのところパターが不安」とグリーン上の不振は今季も続き、前週まで7試合連続で予選落ちするどん底状態。今大会は、予選会を滑り込みで通過しての出場だった。

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31パットを叩いた初日の結果を受けて、踏み切った荒治療が奏功した。2日目から、「ツアーで使ったのは、記憶にないくらい久しぶり」と話すブレード型のパターを投入。「距離感もタッチも合っている」と、この日の7番(パー3)ではグリーン右エッジから10mのバーディトライをねじ込んだ。

これまでは、「勝手に簡単だと思っていた」と好んでマレット型を使用。昨年からは太目のグリップを挿したが、どうもしっくりこない。ふと思い出したのは、「10年前にアメリカでもらった」という自宅に眠っていたスコッティキャメロン製のプロトタイプパターの存在。グリップも通常の太さに戻し、「フィーリングを呼び戻してくれた」という。

「来年(レギュラーツアーに)戻ってこられるように、今いかに良いゴルフをするか。今週の結果は、そこまでこだわっていないです」。

最近目にした占いでは、転職や起業をするなら今年が最高の運気、との結果が出ていたという。セカンドキャリアへの本気度は本人のみぞ知るところだが、「この2日目から変わったかな?」と意味深げな言葉を残し、ニヤリと笑った。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)

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