2016年 ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯

リオ五輪へ「どうしよう」 片山晋呉はショット不振に落胆

2016年 ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 初日 片山晋呉 深堀圭一郎
片山晋呉は1回戦で深堀圭一郎に完敗。ショットの不振にショックを隠し切れない様子だった

「ショットが悪い。またトンネルに入っちゃった感じ」。ホストプロとして「ネスレマッチプレーレクサス杯」1回戦に臨んだ片山晋呉が、深堀圭一郎に3&2(2ホールを残して3UP)で完敗。前年は決勝戦で敗れた雪辱を果たせず、初日で名前を消した。

2週間前の地区オープン競技「北陸オープン」では開幕前にショットのヒントをつかみ、2日間で通算10アンダーをマークして優勝。今週はその再確認も兼ねていたが、この日はティショットをラフに外す場面も多く見られ、ドーミーホールの16番(パー3)では1打目をグリーン奥のラフにこぼして万事休す。「せっかく良かったのに、何かがまだ違うんでしょう。何が何だか分からない」と深い息をついた。

この日は相手も悪かった。深堀も「偶然です」と振り返るほどロングパットが冴え渡り、4番、5番と10m、7番は15mのバーディパットがカップに吸い込まれた。前半を終えた時点で5ダウン。片山も「きょうは誰がやっても勝てない」と、4つ年上の先輩を称えるしかなかった。

何よりも、2週間後に迫った「リオデジャネイロ五輪」に向けて最後の実戦となった今週で、再びショットの不振に陥ったショックは大きい。来週半ばには日本を発つため「(修正点を)探す時間がない」と不安は増すばかりだ。あすは近隣コースで1回戦の敗者が参加するサタデープロアマに出場するが、ショットへの信頼は実戦の中でこそ培えるもの。それだけに、早々の敗退が口惜しい。

「(五輪は)悪いなりに、では通用しないことは分かっている。どうしよう、という感じ」。国内で屈指を誇ってきたショットメーカーが、リオに向けて弾みをつけたかったホスト大会で大きな懸念を残すことになった。(北海道恵庭市/塚田達也)

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