ネスレマッチプレーレクサス杯 トーナメント表はこちらから
2016年 ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯
期間:07/29〜07/31 場所:恵庭カントリー倶楽部(北海道)
滑り込み出場 22歳・時松隆光が信じる「もしかして」
国内男子のツアー外競技「ネスレマッチプレーレクサス杯」は29日(金)、北海道の恵庭CCで開幕する。出場32人の最後の1枠に滑り込んだのは22歳の時松隆光。前週の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で果たしたツアー初勝利が決め手となり、優勝した当日の夕方に、大会関係者からオファーの連絡が舞い込んだ。
実家の福岡県に戻る予定を急きょ北海道行きに変え、26日(火)から2日間は雨に打たれながら9ホールずつ練習ラウンドを敢行。開幕前日の28日(木)にはプロアマラウンドをこなしてコースチェックを終えた。「出させて頂いて光栄。(実力的に)僕が一番下のようなものなので、誰と当たってもなるべく最後までもつれこめるように頑張りたい」と謙虚に話した。
<< 下に続く >>
「ようやく実感が湧いてきた」というツアー初優勝の反響は想像以上のものだった。祝福のメッセージが携帯電話に100件以上も届き、実家にも多くの花が贈られたという。「これからが本当に大事になる」。プロ5年目の初タイトルは、同時にプロとしての自覚をいっそう高める契機にもなった。
1回戦は前年王者の武藤俊憲とぶつかる。最初から難敵が立ちはだかるが、「マッチプレーは何があるかわからないので、“もしかして”を信じてプレーしたい」と、狙うは“末席”からの下剋上だ。前年大会では、同世代の堀川未来夢が1回戦で石川遼を破り、名前を広めた。「粘って、粘って、上の選手を倒せればいいですね」。注目のプロ5年目が、さらなるシンデレラストーリーを描くか。(北海道恵庭市/塚田達也)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!