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宮里優作が新選手会長に就任 人気低迷脱却に意欲

ジャパンゴルフツアー(国内男子ツアー)選手会は6日、東京都内で2016年最初の理事会を開催し、宮里優作が新しい選手会長に就任した。

会長は選手たちの互選により決定した。任期は今回から2年間となった。池田勇太から職務を引き継ぐことになった宮里は「なかなかできない役割ですごく光栄だが不安もある。3年間、池田勇太がプロアマ戦やファンサービスの向上を掲げてきたが、新しい選手が入って、末端まで声が行き渡らなかったところもある。トーナメントを増やすための策を模索したい」と、年間26試合と人気が低迷するツアーの現状からの脱却へ意欲を語った。

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副会長には横田真一、近藤共弘、薗田峻輔の3人が選出された。会長職を離れる池田は「力不足で気持ちが届かないところもあった」と目標に掲げていた「年間30試合の開催」にこぎつけられなかったことに無念さをにじませつつ「今後はひとりの(選手会)理事という形で、協力したい。ファンサービスを改革して新体制を支えられるように」とサポートを惜しまない構えを示した。

宮里は次週開催の米ツアー「ソニーオープンinハワイ」に参戦後、月末からは国内ツアーとアジアンツアーの共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」、「レオパレス21ミャンマーオープン」の2連戦に出場予定。3月の世界選手権シリーズ「WGCキャデラック選手権」もエントリーする見通しで、国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」を迎えるまでに忙しい日々を送ることになる。

8月の「リオデジャネイロ五輪」代表入りへのチャンスもあり、会長職とプレーヤーとしての両立は激務になる。「難しい部分はあるかもしれないが、言い訳にしたくない。ツアーのためにどれだけ貢献できるか楽しみ。10年、20年後に男子のトーナメントが増えるような基盤を作りたい」と話した。

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