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戦う選手会長・池田勇太 最後の勇姿?も優勝に届かず…

「いやぁ情けない…」。目前で勝利を奪われた男子ツアーメンバーの池田勇太は、落胆の色を隠せなかった。千葉県のグリッサンドゴルフクラブで開催された男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)による国内3ツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」は、LPGAの連覇で閉幕した。

JGTOが終盤までリードを広げ、勝利をほぼ確信するかのように最終9番を迎えた。だがその頃、前をプレーする第1組の武藤俊憲、第2組の岩田寛が、それぞれ第2打をグリーン右サイドの池に入れ、痛恨のダブルボギーで得点を奪われ、LPGAに逆転を許す結果に終わった。

「状況が分からなかったから、9番に入った時点では『まだ行ける』と思っていたけど。大のオトコが…本当に情けない」と、6度目となるツアー最多出場の池田は肩を落とした。

一方で「この大会にはその年に活躍した選手が集まり、シニアツアー、女子ツアーのレベルアップが確認できる。ひとつの楽しみとして、この大会に出場できていることもうれしい」と、互いに刺激を受ける機会を与えてくれた大会スポンサーへの感謝も忘れなかった。

選手会長として、ツアーの広報、営業活動に奔走した1年だったが、今週頭に3年間続投した会長席を離れることを示唆していた。「いろんなことがあったけど、振り返れば良い1年だった。(来年はゴルフに専念できるから)もっと頑張らないと」。ようやく競技の幕を下ろしたこの日の表情は、どこか少し寂しげだった。

それでも最後の逆転劇には、悔しさそっちのけで「(ギャラリーは)盛り上がれたんじゃないかな」。ツアーを盛り上げようとしてきた3年間で染みついた職業病だ。“戦う選手会長”の最後?の勇姿は、雨の中、訪れた多くのギャラリーの目に焼きついたはずだ。(千葉県成田市/糸井順子)

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