賞金レースに変動は?ツアー最高額の2億円大会が開幕
2015年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP
期間:11/05〜11/08 場所:総武カントリークラブ 総武コース(千葉)
米国下部QTを見送り 今田竜二の来季主戦場は・・・?
米国ツアーでプレーする今田竜二が、5日から開幕する国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」に推薦枠で出場。7月「ミュゼプラチナムオープン」以来、今季4試合目の国内競技に臨む。
主戦場では、日本より一足先に2015年シーズンが終了。出場もままならなかった昨季は米国PGAツアー4試合、下部ウェブドットコムツアー2試合の出場にとどまり、計6試合すべてで予選落ち。1999年以来の獲得賞金ゼロという苦渋の1年を過ごした。来季もPGA、下部ツアーともに出場権が得られないまま、今に至っている。
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主戦場での2016年シーズンの身の振り方が気になるところだが、今田は年度末に控える来季下部ツアーのQTを受けないことを明かした。それは来季出場資格の放棄を意味し、昨季と同じく、過去のPGA優勝者(2009年「AT&Tクラシック」)のカテゴリーによる数試合の出場に限られる見込み。それ以外では、ミニツアーにプレーの機会を求める予定だという。
「(下部ツアーは)最初の6試合ぐらいは南米が続き、いつも体調を崩していた。40歳も間近になってあのツアーはつらい」というのがその理由。実際に昨季は、パナマで行われた1月の下部ツアーでお腹を壊し、長引く体調不良によりシーズン序盤を棒に振った経験があった。
プレーの舞台をアジアや欧州に求める考えも「現時点ではない」という。日本ツアーへの意識も同様だ。推薦によるスポット参戦は歓迎しながらも、軸足を日本に移すことへは「今年や来年はない」と否定的。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、今田のPGAツアーでの実績を考慮して、ファイナルQTからの参戦には「検討の余地はある」としているが、今田は「まだ、受けたいと思えていない」と申し入れる意思はないという。(千葉県印西市/塚田達也)
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