5アンダー「66」でプレーし、今季初の首位発進を切ったキム・キョンテ

賞金レースを独走するキム・キョンテ（韓国）の勢いが止まらない。国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」初日を6バーディ、1ボギー「66」でプレーし、5アンダーで単独首位発進を決めた。

前週「ブリヂストンオープン」は最終日に「66」をマークし、25位から2位フィニッシュにつなげて「完璧なゴルフだった」と自画自賛。賞金ランク2位の池田勇太との差を約4600万円に広げた。次週は世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」に出場するため国内1試合を欠場するが、そんなハンデをものともしないような好調ぶりを見せている。

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ところで、キムと同じく国内女子ツアーで賞金レースを独走するイ・ボミ（韓国）とは「出身が同じ」という意外な共通点も。年齢はキムが2つ上の29歳だが、ともに韓国ソウルから南に約40キロの京畿道水原市に生まれ「小学校のときから同じところで練習をしていた」という幼馴染の間柄だ。

「女子（の賞金女王）は、もう決まりでしょう。すごいですよね」とイの活躍に目を細めながらも「男子はまだまだ。（賞金王は）そんなに考えていないですよ」と、高額賞金の試合が続く“秋の陣”へ気を引き締めた。（兵庫県加東市／塚田達也）