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世界1382位 全英切符の24歳・富村真治って?

2015/05/31 19:13


国内男子ツアー「ミズノオープン」最終日。11位からスタートした富村真治が6バーディ、1ボギー「67」でプレーし、通算11アンダー3位タイでフィニッシュ。上位4人に与えられる7月「全英オープン」出場権を手にし、プロ4年目の24歳が初のメジャー切符を手にした。

沖縄・那覇市出身。2009年から4年続けてナショナルチームメンバーに選出され、早くから世界を経験してきた。12年にプロ転向し、翌13年には下部チャレンジツアーで初優勝を挙げ、14年に初めてレギュラーツアーをフルシーズンでプレー。賞金ランク82位で初シードには届かず、同年末のQTランク35位の資格で今季前半戦をプレーしている。

「予選通過もできないと思っていた」という富村にとって、思いもしなかったメジャー出場。「海外志向は強いので、(全英に)行きたいと強く思っていました。24歳での海外メジャーは必ず良い経験になると思うので、萎縮せずに楽しみたいです」

このオフは「アドレスからグリップまで、一から全部」という大幅なスイング改造に着手した。飛距離アップを追及したスイングはアイアンで1番手ほど伸びたが、「完成はまだまだ。今年1年は厳しいと思っていた」と、苦難のシーズンを覚悟。フルショットを打ち始めたのも、前週からという状態だった。

練習では夜までクラブを振り続けた。試合期間中も、1日で朝と夜、計10キロを走りこんだ。こうした努力が、描いていた青写真を一変させた。

「ビックリするくらい早く仕上がった」と、今週に入りショットが安定。3日目「67」で42位から11位にジャンプアップすると、最終日も難度の高い後半で立て続けにバーディを奪い、上位に迫った。17番では「自信を持って打てた」という残り172ydの2打目をピンそば50センチに絡め、この日6つ目のバーディをもぎ取って「全英」圏内に食い込んだ。

常にリーダーボードを見て、順位を確認していたという富村。「本当は目を背けたかったけど、上の4枠を目指してやろうと。その気持ちが後半のバーディにつながったと思います」。大会前の世界ランキングは1382位。若き挑戦者が、ゴルフの聖地・セントアンドリュースで世界の強豪に立ち向かう。(岡山県笠岡市/塚田達也)

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