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池田勇太 新1Wを操り10位発進

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日。現職の選手会長として初の賞金王獲りを宣言している池田勇太が、4バーディ、ノーボギーにまとめる「67」(パー71)でプレーし、首位と3打差の4アンダー10位につける好スタートを切った。

開幕戦を前に池田が口にしていたのは、鮮やかなレッドカラーのクラウンが映える最新モデル「ブリヂストン J815 ドライバー」へのアジャストだ。前作「ブリヂストン J715 ドライバー」と比べてスピン量が多い新1Wは、高弾道でキャリーが稼げる反面、風によっては吹き上がり過ぎてしまうリスクも負う。

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風が穏やかだったこの日は吹き上がりの心配はなく、飛距離も出ているように見えたが、十分な手応えとまでは言いがたい表情。フェアウェイキープ率は50%にとどまり、完全に馴染むまで調整の必要性を感じながらも、手に残る会心の1打もあったという。「14番は飛んだでしょう」という388ydの短いパー4では、推定飛距離296ydのビッグドライブ。ラウンドを通しては「まあまあだった」と評価した。

ともあれ、上々の滑り出しにつなげるのは池田の総合力の高さゆえ。「“67”という数字は、トータルで考えれば決して悪くない。あっという間の18ホールだったし、明日もそんな感じでできればいい」と、2日目以降のプレーに期待をこめた。(三重県桑名市/塚田達也)

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