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「アメリカのコースに似ている」遼が感じた東京よみうりの戦略性

2014/12/04 19:02

東京よみうりCCで開幕した今季国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」初日、2年ぶり7度目の出場を果たした石川遼は3バーディ、3ボギーのイーブンパーで14位タイ発進。序盤、2ボギーが先行しながらも、巻き返して“圏内”に踏みとどまった。

514ydと距離の長い4番(パー4)では、2打目をグリーン右に外して「ライが悪かった」と寄らず入らず。続く5番でもティショットを左に曲げ、低く打ち出した第2打は、花道左のバンカーにつかまった。

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2ボギーを先行させながらも、「焦りはなかった」と石川。スタートしてすぐ、コースの難易度の高いことが分かったという石川は、ハーフターンで他の選手のスコアを確認し、状況が想定通りであることを改めて把握した。

「1アンダーでホールアウトできれば良いプレーになるだろうと思った」という石川は、後半に入り、12番、16番、17番(パー5)とバーディを重ねて一時は目標の1アンダーへ。この日の平均スコア3.333の最終18番(パー3)をボギーとしたが、「18番は(パー)3.5かなと。4日間2オーバーなら悪くない。それよりも、パー5の6番で取りこぼしたのがアンダーで回れていない要因」と振り返った。

開幕前、コースがよく見えていると話していた石川は、この日は「アメリカのコースに似ている」とその戦略性の高さを再認識した。「絶対に外しちゃいけないところがあって、球筋をイメージしやすい。やりがいを感じるし、お気に入りのコースになりそう」と残り3日でのコース攻略へと意欲を燃やした。(東京都稲城市/今岡涼太)

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