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窮地から鮮やかな連続バーディ 松山英樹「こんなに集中したことはない」

2014/11/23 18:10

「こんなに4日間集中してゴルフをしたことはないですね」。優勝会見のひな壇に上がった松山英樹は、苦笑いで振り返った。ホストプロとして“優勝”を自らの義務と課し、その言葉通りに「ダンロップフェニックストーナメント」41回の歴史上、7人目の日本人優勝者として、その名前をカップに刻んだ。

ただ、その最終日は決して順風満帆ではなかった。いや、むしろ窮地へと追い込まれていた。

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先に通算15アンダーでホールアウトした岩田寛に対し、16番までに3バーディ、4ボギーと1つスコアを落とした松山は通算13アンダー。「17番グリーンで2打差になったことを知った」という松山は、ティショットをピン右上5mにつけていた。

追いつくには残り2ホールで2つスコアを伸ばさないといけない。「絶対にバーディが必要だった」と、このパットを今日1番の勝負どころに挙げた松山は、軽いフックラインに「イメージ通り」に球を載せた。スルスルと転がっていった球は、カップ左へ抜けそうになるところを最後にこらえて、左縁からぽとりと落ちた。

大歓声は、前組で回るホ・インヘ(韓国)が18番グリーンでパッティングを仕切り直すほど響き渡った。最終18番は2打目でピン左奥のカラーへ運ぶと、約5ヤードのイーグルパットを沈めることはできなかったが、タップインで2連続バーディ締め。土壇場で、岩田とのプレーオフに持ち込んだ。

正規の72ホールとは一転、プレーオフでは岩田がティショットをミスして右の林に入れ、あっけなく勝負は決した。

「めっちゃうれしい。最近こんなにうれしかったことはない。ホストプロで勝つというのが今週一番の目標だったので本当に良かった」

米ツアーを主戦場とし、世界最高峰の舞台で常に勝利を求めて戦ってきた。今季2戦目の日本ツアーだが、今週は「勝たないとダメみたいな雰囲気だった」。73ホールを戦い終えても、アドレナリンは治まらない。「明日になってみないと分からない」と疲労を感じている暇もない。

この優勝で、国内ツアーは、出場試合数の関係で停止される予定だった賞金王の5年シードに代わって、優勝者のシード権(今シーズン残りと来年から2年間)を手に入れた。つまり、来年も引き続き、出たい試合に自らの権利で出られることになる。

「出たい気持ちはあるけど、あまり今年と変わらないと思う。そう簡単にこっち(日本)のスケジュールには合わせられないけど、少しでも余裕があれば帰ってきたい。今日もたくさんのギャラリーが入ってくれたし、みなさんの前でプレーしたい気持ちはある」

この日、フェニックスCCを訪れた7562人のギャラリーは、世界一に本気で挑む日本人の勇姿を目の当たりにした。次に日本で彼の姿を見るときは、“メジャー覇者”の肩書きを持っての凱旋になることを真剣に願いたい。(宮崎市/今岡涼太)

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