VanaH杯KBCオーガスタのフォトギャラリー
2013年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント
期間:08/29〜09/01 場所:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)
18歳の稲森佑貴 早期プロ転向のきっかけは
福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開幕した国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」で、18歳の新鋭が5アンダーの首位タイスタートを切った。鹿児島県出身の稲森佑貴は、これがキャリアで3試合目のレギュラートーナメント。最高の滑り出しだ。
インスタートの初日は、序盤からショット、パットともに好調。出だし10番で残り200ヤードの第2打をピンそば2メートルにつけてバーディ発進を決めると、その後も着々とスコアを伸ばした。ドライバーの平均飛距離は280ヤード程度ながら、得意のショートゲームが冴えて6バーディ、1ボギーの「67」。先月、同コースで開催されたチャレンジツアーでは2位フィニッシュしており「風を読むことができた」と経験も活かすことができた。
<< 下に続く >>
高校2年生の時に早期プロ転向。理由は「石川遼選手だった」と言う。
日本プロゴルフ協会(PGA)は石川が15歳でツアー優勝を遂げた2007年に、プロテストの受験年齢資格を18歳から16歳に引き下げた。小学生時代からプロの夢を抱いていた稲森は「アマチュアは、名誉は貰えるけれど、やっぱり早くプロになって、上を目指したいと思った」と、いち早くその制度変更に飛びつき、グランドスラム達成という将来の壮大な夢への一歩を踏み出した。
現在の主戦場は依然としてチャレンジツアーだが、7月の「HEIWA・PGM Challenge II」では、最終日最終ホールでダブルボギーを叩き、首位タイから転げ落ちる、苦い経験もした。「悔しかったですね…ただの凡ミスをして、池に入れた。帰ってからショットをすごく練習しました」。いまはどんな経験も、将来への貴重な糧だ。
トップタイから迎える2日目も、気持ちに大きな浮つきは無い。「新しい1ホールと考えて、普通に回りたいと思う。(コンディションの難しいと言われる)午後からのスタートだけれど、一球、一球、真剣にやっていきたいです」と、誠実にコースに向き合っていく。(福岡県糸島市/桂川洋一)
- エントリー受付け中!2013 GDOアマチュアゴルフトーナメント
- 5クラスからレベルに応じて選べる個人戦、気の合う仲間と楽しく参加できるチーム戦、息の合ったチームワークが鍵となるペア戦、それぞれエントリーを受付け中!他にも世界大会出場ペア決定予選会や競技初心者向けイベントなどを開催いたします。