男子練習場をLIVE配信 31日(金)6:30~
2013年 ダイヤモンドカップゴルフ
期間:05/30〜06/02 場所:大洗ゴルフ倶楽部(茨城)
松山英樹、後半に復調27位タイ ジャンボ尾崎と初の同組に「近づきにくいオーラが」
国内男子ツアーの「ダイヤモンドカップゴルフ」が30日(木)、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開幕した。松山英樹は初日5バーディ、4ボギーの「71」。前半に3連続ボギーを叩いたが、後半アウトコースで3連続バーディを奪うなど復調し、1アンダーの27位タイで発進した。
インスタートの第1ラウンド。序盤からショット、パットともに振るわない出だしに、松山は曇り空を仰ぎ続けた。パーを並べ、15番(パー5)でバーディを先行させたが、直後の16番(パー3)で1.5メートルのパーパットを外すと、17番ではティショットが右の林へ。さらに18番では第1打を左ラフに入れ、3連続ボギーで折り返した。
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しかし落ちる雨粒が次第に大きくなった後半、次第に息を吹き返す。3番ウッド、アイアンで2オンに成功し2パットバーディを決めた2番(パー5)が、大きなきっかけだった。「前半は『(強く)打っていいのか?』と。速いイメージがあった」とグリーンを過剰に警戒。しかし「(2番の)イーグルパットを打つ時に、ちょっと狙っていこうかなと強気に打ったら、そんなにオーバーしなかった。そこでちょっと上手くつかめた」。
すると、第1打をピン左上3メートルに付けた4番(パー3)から、一気に3連続バーディを奪取。5番で5メートルを沈めると、同組で回った尾崎将司から「良く入ったな」と声をかけられた。最終9番をボギーフィニッシュとしたものの「アンダーパーで回れてよかったです」と出遅れを免れ、胸をなで下ろした。
この日はジャンボ尾崎との初ラウンド。18ホールを振り返ると「緊張は無かったかれど、近づけないオーラがあって。話せないですよね。何を聞くか頭に浮かばなくて・・・。声をかけられたりはしましたけど、なんて答えればいいのかも・・・」と恐縮しきりで言う。
ラウンド中は東北福祉大OBの先輩、藤本佳則の動きとともに、偉大な66歳のプレーに鋭い視線を送った。「アプローチの距離感など本当に素晴らしくて。ジャンボさん自身は納得いっていないかもしれないですけど、自分から見るとすごいアプローチがいっぱいあった。そういうアプローチが無いとあんなに勝てない。自分も、もっともっと出来るように練習したい」。
前半の躓きを考えれば、首位と4打差のスタートは上々の滑り出し。「もうちょっとショットの精度を上げていきたい」。大きな刺激を受けながら、上位進出を狙う。(茨城県大洗町/桂川洋一)
- 国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ2013」練習場LIVE
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国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ2013」会場の大洗ゴルフ倶楽部練習場から生中継!松山英樹、藤田寛之など注目選手の練習風景を石井忍プロの解説付きでお届けします。
【ライブ中継予定】
5月31日(金)6:30~9:00、10:30~16:00
6月1日(土)8:00~11:00、14:00~16:00