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松山英樹、強風に耐え10位タイ発進も「手応えは感じない」

国内男子ツアーの「中日クラウンズ」が2日(木)、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開幕。前週の「つるやオープン」からの2連勝を狙う松山英樹は2バーディ、4ボギーの「72」で回り、2オーバーの10位タイでスタートした。

早朝から激しく旋回する強風が選手たちを苦しめた初日。多くのギャラリーを引き連れた松山も、同じように伸び悩む展開を強いられた。序盤の2番(パー5)でボギーが先行。その後は8番、11番と距離の短いパー4でいずれも第2打をピンそば1メートル前後につけてバーディを奪って一時はトップタイに立ったものの、その後の乱れがホールアウト後の表情を曇らせた。

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12番ではグリーン奥からのバンカーショットをピン横1メートルにつけてピンチをしのぐが、14番から2連続ボギーを叩いて再びオーバーパーへと後退する。最終18番ではグリーンの右サイドに切られたピンを果敢に攻めた第2打が「完全に自分の打ちミス」と手前のバンカーへ落ち、ボギーフィニッシュ。18ホールを振り返り「手応えのようなものは感じなかった。そういうものを考える余裕もなかった」と視線を落とした。

それでも首位とは3打差と好位置でのスタートには変わりない。「自分ではよく耐えたと思う。あまり上が伸びていないので、いいんじゃないですか」と冷静にも言う。終盤に不満の残る内容。しかし残り54ホールでの爆発もしっかりと感じさせる余裕を持った滑り出しとなった。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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2013年 中日クラウンズ



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