つるやオープンゴルフのフォトギャラリー
2013年 つるやオープンゴルフトーナメント
期間:04/25〜04/28 場所:山の原ゴルフクラブ 山の原コース(兵庫)
谷口徹、ジャンボ尾崎との優勝争いに名乗り
「つるやオープン」2日目、通算5アンダーからスタートした谷口徹は、一時は2つスコアを落とすも、折り返した後半の6番から3連続バーディを奪い、この日「70」、通算6アンダーとスコアを伸ばしてホールアウト。暫定首位の尾崎将司らと2打差の8位タイで決勝ラウンドへと駒を進める。
強い風が吹いた2日目の午前組。だが、谷口にとっては風よりも、同組同スコアでスタートした川村昌弘の方が気になったようだ。「1人、テクニシャンが居てね」と谷口。「変な球を打つので、上空の風を読ませてくれない」と様々な球筋でコース攻略に挑む川村に困惑顔。一時はスコアでも負けていたが、「いきがっていたので、チップインバーディとかで応酬してやりましたよ」と、結果川村を2打上回ってのフィニッシュに言葉も滑らかだった。
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だが、話が首位に君臨する尾崎に及ぶと、表情は一転。「びっくりしましたよ。あんなエージシュート、見たことがない」と谷口。「近くのグリーンにジャンボさんがいたから、慌てて(邪魔しないように)ティショットを打ったんですよ。いつも(パットを打つのが)速いじゃないですか。で、見てみたらまだラインを読んでいて・・・。あんなにラインを読んでいるジャンボさん、初めて見ましたよ」。
とはいえ、優勝争いとなると話は別だ。「偉業は凄いけど、勝たれちゃうと僕らも“何やっているんだ”って言われちゃうんでね。負けたくないっすね。でも・・・」と谷口。「飛んでいるらしいじゃないですか。距離は勝つし、口でも勝つ。僕クラスじゃ、上から目線でしょうね」。いつもは若手を威嚇している谷口も、ジャンボの前では蛇に睨まれた蛙のような心境に違いない。(兵庫県川西市/今岡涼太)