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「疲れはある」尾崎将司、苦しみながらも首位は譲らず

「風の中、若さが出たね」と強がった尾崎将司だったが、冷静に振り返れば反省点は明確だった。「風の中のゴルフにもう一つ自信満々じゃない」。

「つるやオープン」2日目は、朝から肌寒く、時折強い風も吹くコンディション。7時40分に10番からスタートした尾崎は、スタートホールで5メートルを沈めてバーディ発進。続く11番はボギーとするも、今度は12番で60センチにつけて再びバーディを奪い返す。

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昨日のバーディラッシュを彷彿とさせる序盤だったが、肝心のパットはそうそう決まるものでは無い。「良い感じで打てているけど、ことごとく少しずつずれていた。ここのグリーンは傾斜があって、速さもある。その辺が微妙に難しいところ」。その後にボギーを1つ叩き、前半をパープレーで折り返した。

後半に入り、3番で1メートルを沈め、続く4番では6メートルをねじ込んだ。喜ぶギャラリーを両手で“まあまあ”となだめるようなジェスチャーを見せたが、その後が続かない。

5番(パー3)のティショットは大きくショートしてアプローチも寄せきれず、8番ではフェアウェイからの第2打がグリーンまで届かない。「フォロー(の風)を意識しすぎて、少しインパクトを緩めてしまった。かえすがえす残念だね」。アゲンストの9番では、5Iで見事にグリーンを捉えたが、下り追い風のパットを寄せきれずに3パット。上がり5ホールで3つのボギーを叩き、「72」とひとつスコアを落とした尾崎は通算8アンダーで2日目を終えた。

「疲れはあるよ。昨日のスコアで、今日予選落ちしたらどうしようかと思った・・・。嘘だけどね」と尾崎はおどける。「でも、そういうことだって、頭の中をすっと横切ったりすることはあるんだよ」。

予選通過ですら、この27試合は果たせていなかった。暫定首位に立っているとは言え、さすがの尾崎も強い自信を持ってプレーできる状態ではない。「自分でやれる範囲のゴルフをする。それだけの問題。そういうことをやれないと、勝利は絶対掴めない。明日から新しい体験、初体験だね」と自らを鼓舞するようにニヤッと笑った。(兵庫県川西市/今岡涼太)

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2013年 つるやオープンゴルフトーナメント



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