開幕戦初日 首位発進のアトムとは
2013年 東建ホームメイトカップ
期間:04/18〜04/21 場所:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)
首位発進のアトムが単独5位で粘る!
国内男子ツアーの2013年開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日に彗星のごとく現れて5アンダー首位タイにつけた重永亜斗夢(しげなが・あとむ)は、強風となった2日目を3オーバーでラウンドし、通算2アンダーの単独5位に踏みとどまった。
スタートの1番でバーディを奪い、一時は単独首位に浮上した。しかし、2番でティショットを左に曲げると、ボールが見つからずロストボールになり、ティグラウンドまで戻って3打目を打つことになった。幸い4打目がピンに絡んでボギーにとどめたが、続く3番パー3もボギーとスコアを崩す。
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5番で2つ目のバーディを奪うが、7番はティショットが右に飛び出し、フォアキャディからの“セーフ”という合図で2打目地点に向かうと、OBではないが、池に入ったことが判明した。このホールはダブルボギーになり、続く8番もボギー。「前半からロストに池にと大変だったので、吹っ切れた感じでした」と、後半は開き直るような気持ちでラウンドを続けた。
すると2バーディ、2ボギーという内容でアンダーパーグループにとどまり、上位で決勝ラウンド進出を決めた。「自分の実力から考えたら、予選通過も難しいと思っていたので、決勝ラウンドは、さらに上位とか考えずに無欲でラウンドしたいです。嫁からは子供のオムツ代ぐらいは稼いできてって言われているので(笑)」と、初優勝を狙って鼻息を荒げることはない。(三重県桑名市/本橋英治)
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