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池田勇太、大乱調!前半だけで7オーバー

2009年、10年と大会連覇を果たした「ブリヂストンオープン」で、2年ぶりの制覇を狙う池田勇太は、大荒れのゴルフで出遅れてしまった。スタートの10番で2打目をグリーン手前のバンカーに入れると、目玉の状態からの3打目はグリーン手前のカラーまでしか運べずボギー。

続く11番は左ラフからの2打目がグリーンをオーバーしてバンカーに入れると、3打目はピンを3mオーバー。このパーパットを1.5mオーバーし、返しのボギーパットも外す3パットでのダブルボギーを叩いてしまった。

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12番パー3はティショットがグリーン左サイドのラフに行くと、2打目はトップしてグリーンを大きくオーバー。3mのパットを残しはが、ここはナイスボギーで凌いだ。ところが、その後もアイアンの距離感が合わずにグリーン周りのバンカーに捕まることが多く、15番でも目玉状態からピン奥6mに乗せるが、パーパットが決まらずボギーの流れを止められない。前半を終了して7オーバー「43」を記録してしまった。

後半は4番、6番とバーディを奪い、7番、最終9番でボギーを叩いたために前半の7オーバーは変わらず98位タイと大きく出遅れてしまった。前日に「1日に5つは欲しい」と話していたバーディは2つに留まり、ボギーが7つにダブルボギーが1つというのは、池田にとって誤算としかいいようがない。

「今日はひどいの一言だね・・・」ラウンドを終えた池田は、通常ならばロッカールームでマッサージを受けてから帰宅するが、この日はすぐに帰り支度を始めた。体調面では「まあ、完全じゃあないよね」と話しながら「明日は、とにかく予選通過ができるように頑張ります」と、2年連続での予選落ちだけは避けるべく巻き返しを図る。(千葉県千葉市/本橋英治)

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