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ツアープレーヤーたちの<憧れのひと>

今月9日(日)、いよいよ『ガン撲滅基金 高松宮妃賜杯争奪 ゴルフ東西対抗競技大会』が開幕します。大会独自のランキングにより出身地別に選出されたツアープレーヤー24人と、ゴルフの腕に自信のある芸能各界著名人24人が東西に分かれてペアを組み、チームの栄誉のみをかけて、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で激突します。

平成6年度の第1回大会が誕生したきっかけを簡単に説明しますと、当時多くのツアー選手たちと交流があり、またゴルフをこよなく愛し、ゴルフを通じて多くの人々に愛されたタレントの逸見正孝氏、ハナ肇氏が相次いで癌で亡くなられるという、悲しい出来事にありました。
両氏の死を悼み、「こんな悲しい病気は一刻も早く、この世からなくなってほしい・・・」そんな思いで一致した男子ゴルフツアーの旧選手会(現名称ジャパンゴルフツアー選手会)が、『ガン撲滅』をスローガンにかかげ、関係各位からも多くの賛同を得たことから、このチャリティイベント発足へとつながっていったのでした。

さて、今回の話題は、この大会に出場する選手からのエピソードをひとつ。

今年、まだ未勝利ながら絶好調で、今大会への初出場を果たす和歌山県出身の高山忠洋が、先月6日、大会にさきがけて都内で行われた記者会見にのぞんだときのことです。

その日は、今年のマスコットガールでもある女優の仲間由紀恵さんも参加すると伝え聞き、「朝からもう緊張しまくりでした」。以前、放映された仲間さん主演のドラマ「ごくせん」を毎日欠かさず見ていたという高山は、「あれから、ずっとファンだったんです」と、声もすっかり上ずっていました。

実際に対面し、記者会見を前に仲間さんと一緒にスケジュールの打ち合わせをしているうちに心臓の鼓動はますます早くなり、「ずっと顔が赤くなっていることが、自分でも、感じられるほどでした」というほど、憧れの人を前に終始、コチコチ。極めつけは、報道陣が仲間さんに、こんな質問を投げかけたあとのことです。

「仲間さんがゴルフを教えてもらうとしたら、どのプロゴルファーがいいですか」

しばらく小首をかしげていた仲間さん。「う~ん、どなたかいいですかねえ・・・」と思案しながらも、チラリと目線を流したのはなんと、高山のほう。

あとで報道陣から「実は、仲間さんの好みのタイプは高山選手だったのでは!?」というウワサもまことしやかに流れて高山は大慌て。

「ま、まさか、そんなことありえないです!」と否定しつつ、もともと赤かった顔をさらに真っ赤にして、テレまくっていたのでした。

大会当日は、参加を予定している丸山茂樹田中秀道の2003年ワールドカップコンビのほか、ぜひこの高山の活躍にもご注目ください!

※日本ゴルフツアー機構が発刊しているメールマガジン(プレーヤーズラウンジ)より転載しています。

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