小林正則、「62」で6打差逆転、通算2勝目!
2012年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン
期間:09/20〜09/23 場所:東広野ゴルフ倶楽部(兵庫)
一挙両得の小林正則、5万円の投資で400万円分を呼び込んだ!
「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」の最終日に9アンダーをマークして、逆転優勝を果たした小林正則。前日のラウンド後、アジアンツアーで共に戦ったこともある丸山大輔から耳打ちをされた「この大会、アジアンツアー経験者が勝っているから、おまえもチャンスあるかもよ」と。
昨年優勝を果たした平塚哲二、さらに2009年大会には当の丸山がこの大会を制している。「そんなこと言われたんで、少しその気になってはいたんですよ。でも、まさか勝てるとは思っていなかったので」と頭をかく。
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「でも優勝できてほんと最高です。今年はアジアの試合も6試合でていますが、シードとか諦めかけていたんです。それが、ジョイントの大会で勝てるなんて」。今大会は国内男子ツアーとアジアンツアーの共催ということで、日本での勝利と共にアジアンツアーでも優勝という扱いになる。
「これでアジアでも2年間試合に出られますからね。アジアは欧州との共催も多くて、欧州の凄い選手たちと一緒にラウンドすると、すごく勉強になるし。これからは国内ツアーのスケジュールと調整しながら、アジアの試合にもなるべく出場したい」と抱負を語る。
優勝会見で小林は「実は先週電子レンジとアイロンを買ったんです。それもパナソニック製品を(笑)。先週時間があったので、いろいろ見て回って。両方で5万円ぐらいですかね、何かいいことがあるかなって思って(笑)」と打ち明ける。優勝した小林は賞金3000万円と副賞としてパナソニック製品400万円相当を獲得することになった。周囲から「これで結婚の準備はできた?」と言われると「そーです!準備は整いました。まだ具体的な話にはなっていませんが」と苦笑い。
これからアジアンツアーにも本格参戦することになれば、36歳の小林にとっては、そろそろ自分でアイロン掛けをするのではなく、身の回りの世話を任せられる伴侶が必要なのでは。(兵庫県三木市/本橋英治)