ルーキー藤本佳則が首位タイ発進!遼は2打差
2012年 とおとうみ浜松オープン
期間:05/17〜05/20 場所:グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡)
3位タイのアマチュア小西「自分にも出来る!」
国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の初日、アマチュアで高校3年生の小西健太が、7アンダーをマークして3位タイの好スタートをきった。プロの試合に挑戦するのは、今回が6試合目。「だいぶ緊張せずにプレーできるようになりました」と話す小西は最終18番で10mのバーディパットをねじ込みガッツポーズも見せた。
「あれは正直、打ちすぎちゃいました。3パットになるかと思いましたが、入ってくれてラッキーでした」。その18番のパットは正面からカップにぶつかり、10センチ程度飛び跳ねてからカップに吸い込まれた。
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初日「65」ストロークはアマチュアの最小ストローク記録タイ。7アンダーをマークしたことに小西は「今日は風がない状況で、トップスタートのコース状態が一番良い状態だったので。自分はチャレンジャーなので、今日は伸ばせるだけ伸ばそうと思っていた。7アンダーは嬉しいですが、明日は気負わずにやりたい」と冷静に自分の気持ちを整理しながら話す。
その小西がプロの試合に慣れてきたことも、今回の好スコアに繋がったが、それ以上に小西の気持ちを高めているのはライバルたちの存在だ。「浅地(洋佑)さんや小平(智)さんとか、ナショナルチームで知っている先輩がプロになったので、ツアー会場でも話しかけてくれます。1つ上の川村(昌之)さんとか、開幕戦からだいぶ稼いでいるのを見て。川村さんとは親しくさせてもらっていたので、自分にもできるんじゃないかと思っています」。日本代表のナショナルチームで共に戦った仲間でもありライバルたちが、プロの世界で戦う姿に刺激を受け高校卒業後はすぐにプロ転向という道も視野に入れている。(静岡県浜松市/本橋英治)