ベ・サンムンの戦績&プロフィールなど
2011年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/17〜11/20 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
べ・サンムンは31位で賞金王決められず米国へ
賞金ランキングで首位を走るべ・サンムン(韓国)は、今週3位以内に入れば賞金王が確定するという状況だった。しかし初日は16位タイとまずまずの位置につけたが、2日目にスコアを崩し30位タイ。そして最終日もスコアを伸ばせず通算2オーバーの31位タイに終わった。
これで、べの今季の日本ツアー出場は終了。24日には韓国から米国に移動し、来季の米ツアーの出場資格をかけたクオリファイスクールに挑戦する。しかし、現在賞金ランキング2位の石川遼から7位までの6選手(石川のほか谷口徹、小田孔明、近藤共弘、武藤俊憲、久保谷健一)が次週の「カシオワールドオープン」で優勝を逃した時点で、べの賞金王が決まる。さらに、各選手は残り2試合を2連勝することが逆転の絶対条件ということで、昨季のキム・キョンテに続き2年連続で韓国勢が賞金王になる可能性は非常に高い。
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最終日のラウンドを終えたべは「賞金王は決めておきたい気持ちもあったが、自分の目標はあくまでも米ツアーなのでしょうがないです。でも、他の選手のスコアは気になるので、毎日インターネットでチェックします。運がよければなれると思います」と、2位の石川との差は6,453万円と大きく開いているが、日本ツアーの結果が気になるという。
そして、クオリファイに向けて「自信をいっぱい持っていきます。それが大事だと思いますので。無事に通過できたら、来年は米ツアーで戦いますが、9月以降は米ツアーも試合がなくなるので日本に戻ってくる予定です」。早くも来季の試合出場プランも組み立てている。
今季、日本ツアーで初優勝を挙げ、その後も2勝を挙げたべは「プレーオフでも勝てましたし、ラッキーでした。優勝の中では初優勝が一番の思い出です。あと1勝したいと思いましたが、それができなかったことは残念です」と振り返った。(宮崎県宮崎市/本橋英治)