賞金王争いの決着は?松山英樹も出場
2011年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/17〜11/20 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
松山英樹は休みなくフェニックスCCで調整
「三井住友VISA太平洋マスターズ」制覇という、アマチュアとして史上3人目となるプロツアー制覇を達成した松山英樹。優勝した翌日には次戦「ダンロップフェニックストーナメント」の会場となるフェニックスカントリークラブ(宮崎県)に移動し、18ホールの練習ラウンドを行った。
「グリーンは見た目以上に速いので、ちょっと慣れないですね。グリーン周りの洋芝も北海道で経験したものとは違いますね。ただ、ショットは良い感じだったので、もう少し練習すればいい感じで戦えると思います」。初体験のコースに戸惑いを感じながらもショットの良さで好感触をつかんでいた。
<< 下に続く >>
そして、翌火曜日も9時30分から練習ラウンドをスタートした。ところが、前日のラウンドに比べティショットでフェアウェイをとらえる回数が減り「なんでこんなに曲がるんだろう」と肩を落とす場面も。
ラウンド後には「ティショットをフェアウェイに置かないといけない。ちょっと苦しいです。あと1日あるので、芝の上で練習をして対策を練って生きたい。ドライバーよりアイアンの落ち先の方が曲がる。しっかり打てているつもりなんですけど」。と、ショットの不安定さから表情に自信は見て取れない。
水曜日のプロアマ戦に松山は出場しないため、コースでの練習ラウンドはこれで終了。「北海道の洋芝なら慣れれば対応できたけど、ここは2日間やっても慣れない。それもたぶん調子が悪いからだとは思うけど・・・」。明日の大会前日は練習場で、コースと同じ洋芝からショットの最終調整を行う予定だ。
「今日は練習せずに休みます。ずっと続いているので」。先週の激戦から休みなく宮崎入りし、2日間ラウンドをした松山。さすがに疲れもピークだと判断し、この日は早々にコースを引き上げた。(宮崎県宮崎市/本橋英治)