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【GDO EYE】金庚泰がついに日本一のタイトルを奪取!

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の最終日に、コースレコードの7アンダー「64」をマークして逆転優勝を果たしたのは、韓国のキム・キョンテだった。7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフは、同組でラウンドした石川遼も付け入る隙がなかった。

キョンテは2005年、06年と「日本アマチュアゴルフ選手権競技」を制覇し、06年から2年連続でこの日本オープンに出場を果たしている。そして、2008年にプロ転向を果たしたが、プロになってから今大会に出場するのは今回が初めて。韓国人選手が優勝するのは、1972年のハン・ジャンサン以来38年ぶりで2人目となる。

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今年5月に行われた「ダイヤモンドカップゴルフ」でツアー初優勝を果たし、2勝目が日本のメジャー大会となった。いままで2位になることが多かったキョンテは「今年の目標は日本でも、韓国でも優勝を果たすことでした」と言うが、3週間前から「今は今年の賞金王になりたいと思っています」と目標を修正した。

キョンテには大きな目標として、米国PGAツアーで戦うというのがある。11月に行われる来年度の出場資格をかけたファイナルクオリファイには、エントリーはしたが国内ツアーを2試合休まなければならないので、実際に受けるかは11月に入ってから決めるという。

しかし、キョンテは米国に行くにあたっては少し不安がある。英語が上手く話せないからだ。「日本は少し話せれば、みんな笑って聞いてくれます。でもアメリカは英語が出来ないとダメです」と笑って話す。米国に移り住むには「英語が話せる人と結婚してからでも遅くないかな。今24歳なので、28か29歳で結婚します。たぶん(笑)」と人生設計もしっかり考えている。(編集部:本橋英治)

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2010年 日本オープンゴルフ選手権競技



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