女子プロ企画「夢追い人」藤本麻子ほか
2010年 現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦
期間:09/10〜09/12 場所:ヘビチカントリークラブ(韓国)
藤田&宮本、互いの初勝利を喜び合う!
初日、2日目はダブルス形式で行われた、「現代キャピタル 韓日プロゴルフ対抗戦」。日本が健闘を見せ、1ポイントをリードをして最終日を迎える中、唯一2連敗を喫していたペアがあった。藤田寛之と宮本勝昌のベテランコンビだ。
ともに芹澤信雄を師匠にもつ兄弟弟子。いつも練習をともにし、気心知れた間柄だけに、このペアへの期待は高かったのだが・・・。「このままでは日本に帰れない」。2日目を終え、2人が口にしていた言葉だった。
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その2人が、最終日のシングルス戦でともに勝利を飾り、日本の勝利に大きく貢献した。2組目を回る宮本は、イーブンで迎えた最終18番。6メートルのバーディパットを沈め、力強いガッツポーズで締める会心の勝利。すぐ後ろの藤田も、6打差をつけての快勝。18番グリーンサイドで宮本が藤田を待ち構え、手をガッチリと合わせてから抱きしめ合った。
ともに「状態が良くない」という中で迎えた日韓戦。「今の調子の中では最高のプレー」と宮本が振り返れば、藤田は「とにかくスキを見せないように、ミスだけは絶対にしないように。それだけを考えた」と、不調の中で堅実なプレーに徹した。自分の勝利、そしてお互いの勝利により、ようやく2人に満面の笑顔が生まれた。
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