連覇がかかる藤田、不調の中で迎える一戦
2010年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:08/19〜08/22 場所:田辺カントリー倶楽部(京都)
藤田は予選落ち・・・スランプから抜け出せず
賞金ランキング1位、さらにディフェンディングチャンピオンという立場で今週の「関西オープン」に臨んだ藤田寛之。34位タイからスタートした2日目は「74」と4ストローク落とし、通算5オーバーの69位タイで予選落ちを喫した。
ここ最近続いているショットの不調に改善は見られず、これで国内ツアー3試合連続予選落ち。シーズン序盤の絶好調ぶりとは、対照的なゴルフが続いている。開口一番、「予想通りでしたね」という言葉が、藤田の状態の悪さを物語っていた。インの前半はオールパーで凌いでいたが、折り返し直後の1番パー4で痛恨のダブルボギー。その後の巻き返しも叶わなかった。
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「ここまで崩れるのは、自分の中で考えられないこと。時間を置かないと良くならないのかなあ」と、自身も戸惑い気味だ。「悪い中で試合を続けて、精神的に自信を無くしてしまうことが怖い」と、一時競技から離れたい考えも口にするが、次週は地元・福岡での大切な試合。「時間的に休みが足りない。2週間は欲しい。それで、いろいろとやっていきたいけど・・・」とジレンマを感じている様子だった。
そんな藤田の一番の懸念は、来月開催される「韓日プロゴルフ対抗戦」(9月10~12日、韓国・済州島)だ。日本代表メンバーに選ばれている立場として、「チームに迷惑をかけるのは嫌ですし、こればかりは辛いところですね」と、思いを巡らせていた。
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